院長のご挨拶

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 世界では各地での異常気象が続き、水害、熱波、旱魃、火山噴火、山火事の頻発など、地球温暖化をひしひしと感じされられる事態が起こっております。
政治的に見ると米国大統領の交代があったかと思えば、世界中で独裁政治がはびこり、強権的な独裁者が国民の自由を侵害してはばからない国が増えています。そんな中で2019年末からの新型コロナウィルス感染症=COVID-19がパンデミックとなり、予防接種が進んだ国でも再び大きな感染の波が見られています。国内でもCOVID-19は猛威をふるい、2021年後半までに170万人を超える感染者と1万8千人もの死亡者を出しております。

我孫子聖仁会病院は、以前から地域に根ざした病院を目指し、職員一同努力してまいりましたが、COVID-19パンデミックに際しても微力ながら努力し、発生初期の2020年3月からPCR検査を実施し、また発熱者の診察を開始しました。また同年8月からは中等症のCOVID-19患者の診療受け入れを行っております。更に2021年4月以降はワクチン接種を実施し、地域の感染予防のため努力を続けております。
幸いにして第5波と言われる大きな流行の波は2021年10月以降、患者数は急速に減少し、一息つける状況になっております。しかし今後も流行は大なり小なり起こるものと予測されるため、引き続き職員一同で地域医療に貢献しようと日々努力しております。

このような中でも当院では2020年4月より新たに正常圧水頭症センターを開設し、治る認知症である高齢者の特発性正常圧水頭症の治療を行っております。更に外傷後慢性頭痛、いわゆる脳脊髄液減少症あるいはいわゆる低髄液圧症候群と言われていた疾患群、特に若年者の起立性調節障害、線維筋痛症、慢性疲労症候群などについても診療を行っております。また2021年4月からはスポーツ外来の開設、口腔外科センターの拡張新設を行い、この地区の地域医療で抜け落ちていた部分を少しでも埋められるようにと努力しております。

 我孫子聖仁会病院は急性期病床と療養型病床を有するケアミックス型の病院ですが、更に2017年からは、聖仁会グループの特別養護老人ホーム「けやきの里」を隣接して開所しており、高齢者に対してのシームレスな医療・介護の提供を目指しております。
 今後も引き続き、最新の医学知見を遅れることなく取り込んで、安心・安全かつより良い医療サービスを提供すべく、職員全体で努めてゆきます。引き続き我孫子聖仁会病院をよろしくお引き立てください。

医療法人社団聖仁会 我孫子聖仁会病院

院長 加藤 一良