リハビリテーション科の概要
リハビリテーションの対象は、病気やケガにより日常生活に支障をきたした方です。脳や神経、筋肉や関節の病気やケガ、手術や肺炎後の寝たきりの方などです。
スタッフは、外来・入院(一般及び療養病床、緩和ケア病棟)のリハビリテーション業務を行っています。
当院リハビリテーション科の特色
急性期、生活期、看取り期、外来にシームレスで関われる体制です。
とくに手術後も含めた運動器疾患が多く、ついで肺炎後等の廃用症候群、乳がん術後のリンパ浮腫、緩和ケア病棟も対象としています。
所属スタッフは、理学療法士6名、作業療法士2名、言語聴覚士2名、アシスタント1名です(2022年8月現在)
理学療法について
病気やケガにより、日常生活に支障をきたした方々に、筋力をつける運動を行なったり、異常な関節の運動を改善させることにより、痛みや異常姿勢を整え、起き上がり、立ち上がり、歩行など基本的な動作能力の回復を図る身体的なリハビリテーションです。
作業療法について
病気やケガにより、食事、お手洗い、着替えなど日常生活で必要な身の回りの動作、また調理や洗濯といった家事動作が困難になった方に、動作の練習、道具の工夫や環境設定を行うことで、生活しやすくするリハビリテーション及び精神・認知面に対するリハビリテーションです。
言語聴覚療法について
病気やケガにより、話す・聞く・書く・読むなどのコミュニケーション、また食べること・飲み込むことといったことが困難になった方に、コミュニケーションの練習、食事の工夫や環境設定を行うことで、生活しやすくするリハビリテーション及び認知面に対するリハビリテーションです。
物理療法について
温熱、電気、超音波などの物理的な刺激を利用する治療法です。
各種の機器を用います。おもに、痛みや筋のこわばりを和らげ、リラクゼーションや循環機能改善を図ります。