クリニカルインディケーター(医療指標)

1.病院全体の指標

●延入院・外来患者数

  延入院患者数 延外来患者数
2018年度 23399 42957
2019年度 24480 39044
2020年度 22258 32206
2021年度 23637 47039
2022年度 24429 52631

1年間の延入院患者及び1年間の延外来患者の数です。

延入院患者数:退院患者数+当日末在院患者数
延外来患者数:初診患者数+再診患者数

●平均在院日数

一般病棟 療養病棟 緩和ケア病棟
2018年度 15 883 42
2019年度 19 1032 38
2020年度 19.5 445.7 42.2
2021年度 19.8 285.5 29
2022年度 21.0 334.3 32.7

1人の患者さんが平均何日間しているのかを示す指標です。

分子:延在院患者数
分母:(新入院患者数+退院患者数)÷2

●病床稼動率

病床稼動率
2018年度 82.18%
2019年度 85.75%
2020年度 78.18%
2021年度 83.02%
2022年度 算出中%

病床稼働率とは運用病床数に対し、入院患者がどのくらいの割合で入院していたを示す指標であり、病床利用率が高いことは、ベッドを効率的に運用していることを表しています。

分子:延入院患者数
分母:延運用病床数

2.放射線及び検査に関する指標

●放射線科における検査件数

単純 透視 CT
2018年度 5407 183 1716
2019年度 5274 100 1566
2020年度 3239 168 1478
2021年度 3800 206 1587
2022年度 3529 195 1551

3.薬剤に関する指標

●薬剤管理指導件数

薬剤管理指導件数
2018年度 625
2019年度 593
2020年度 498
2021年度 695
2022年度 641

患者が薬を正しく使えるように、医師や看護師などと連携を取りながら、薬の効果・使い方・注意点などの説明を行っていることを表しています。

●ジェネリック使用割合

ジェネリック使用割合
2018年度 96.0%
2019年度 96.0%
2020年度 97.0%
2021年度 98.0%
2022年度 95.1%

当院における入院医療で使用される全薬剤のうちジェネリック(後発医薬品)の割合です。
ジェネリックは開発コストが大幅に削減されているため、先発医薬品に比べると安価になるなどの特徴があります。

※2015年度は採用品目数で計算しております。
※2016年度以降は使用数で計算しております。

分子:後発医薬品の数量
分母:「後発医薬品のある先発医薬品の数量」+「後発医薬品の数量」
※数量とは、薬価基準告示上の規格単位ごとに数えた数量をいう。

4.栄養に関する指標

●栄養指導件数

栄養指導件数
2018年度 32
2019年度 68
2020年度 51
2021年度 52
2022年度 69

患者さんに対して、医師の指示により管理栄養士が食事療法について説明し、食生活改善の支援を行っております。

5.看護に関する指標

●褥瘡推定発生率

褥瘡推定発生率
2018年度 5.2%
2019年度 6.2%
2020年度 5.9%
2021年度 5.5%
2022年度 6.9%

褥瘡とは、長時間の圧迫などにより皮膚が循環障害を起こし傷となる「床ずれ」の状態を言います。
当院では、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士など様々な職種により構成される褥瘡対策チームが中心となり治療・ケアをして褥瘡発生防止に努めています。この褥瘡発生率は看護ケアの質評価の重要な指標とされています。

分子:調査日に褥瘡を保有する患者数 - 入院時既に褥瘡保有が記録されていた患者数
分母:調査日の入院患者数

●看護師の離職率

看護師の離職率
2018年度 28.6%
2019年度 17.4%
2020年度 14.6%
2021年度 4.2%
2022年度 4.0%

看護師離職率が低くなってきていることは、看護師による安定的かつ質の高い看護が提供されているとともに、看護師にとっても働きやすい環境であることを表しています。

6.医療安全に関する指標

●転倒・転落率

転倒・転落率(%)
2018年度 0.19%
2019年度 0.20%
2020年度 0.20%
2021年度 0.20%
2022年度 0.20%

入院している患者さんの中には年齢や病気の影響により、転倒したり、ベッドなどから転落したりする可能性が高い方もいます。
転倒・転落の原因や要因について分析等を行い、予防策を講じて、転倒・転落を防いでいます。

分子:転倒・転落件数
分母:期間中の入院延患者数

●医療安全職員研修

  第1回参加人数 第2回参加人数
2018年度 95 111
2019年度 91 97
2020年度 98 97
2021年度 93 91
2022年度 105 100

職員の医療安全意識の向上を図るとともに、病院全体の医療安全を向上させることを目的とし、医療安全研修を実施しています。

7.地域連携に関する指標

●紹介率・逆紹介率

  紹介率 逆紹介率
2017年度 31.7% 35.8%
2018年度 31.7% 35.1%
2019年度 12.6% 12.6%
2020年度 13.8% 13.5%
2021年度 14.5% 8.2%

紹介率
分子:紹介患者数 分母:初診患者数

逆紹介率
分子:逆紹介患者数 分母:初診患者数

8.医療サービスに関する指標

●満足度(%)

満足度(%)
2017年度 89.3%
2018年度 89.2%
2019年度 87.6%
2020年度 96.3%
2021年度 95.6%

当院が提供する医療サービスに対して、患者さんがどのように感じているかを把握し、その結果を反映していくことで、医療サービスの一層の充実を図るために実施しています。引き続き、高い患者満足度を維持・向上できるよう努めていきます。
※「当院の診療やサービスに満足している」という問いに対して、「とても良い」「まあ良い」と回答した割合(入院に関するアンケートより)

画像